「J1元年」ファジアーノ岡山が全体初練習 元日本代表・江坂ら新加入選手との融合でさらなる高み目指す
岡山放送
サッカーJ1に昇格したファジアーノ岡山が、J1元年の活動をスタートさせました。1月9日、新加入の選手を含めて初練習を行いました。 (篠原聖記者) 「J1元年、きょうがチーム全体の今年(2025年)初めての練習です。新加入の選手たちが積極的にコミュニケーションを図っています」 岡山市東区の政田サッカー場での初練習には、トップチーム29人の選手が参加しました。元日本代表のMF・江坂任選手(32)など新加入選手10人も合流。昇格に貢献した主力選手がほとんど残り、レギュラー争いが激しくなる中、全体でのレベルアップが期待されます。 (ファジアーノ岡山 竹内涼主将) 「(新加入選手が)良い雰囲気を持って来ている。良い融合をしながら、より強いチームになっていきたい」 (ファジアーノ岡山 木山隆之監督) 「一番下からのスタートだと思っている。どれだけ上にあがっていけるか、そのために成長することが最も大事。全員で毎日成長していきたい」 ファジアーノは1月19日から宮崎県でキャンプを行い、2月の開幕に向け調整していきます。 練習後には森井悠社長が木山監督や選手を連れて、岡山市の大森市長を表敬訪問しました。営業収入がJ1平均の半分以下と資金力に課題がある中、リーグに定着するためにまちが一体となって盛り上げていくことが求められています。 (岡山市 大森雅夫市長) 「今すぐに施策が思い付いているわけではないが、市民県民の動きを見ながら(盛り上がる)具体策を考えていきたい」 (ファジアーノ岡山 森井悠社長) 「これまでの支援を成果に変えていくことを肝に銘じて今年1年臨んでいきたい」 ファジアーノのJ1開幕戦は2月15日、ホームで京都サンガF.C.と対戦します。
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