沖縄県国頭村と名護市で床上浸水8件 県道14号は名護市源河―東村有銘で全面通行止め 各地で倒木や道路陥没
沖縄本島北部で9日未明から続く大雨で、10日午前11時現在、国頭村と名護市で床上浸水が8件、床下浸水が4件発生している。国頭地区行政事務組合消防本部によると、床上浸水8件のうち6件は国頭村比地集落で発生。この他、同村辺土名で1件、名護市で1件。家屋倒壊や人的被害は報告されていない。 【写真】冠水した国道58号を走る車 県や国によると、国道や県道の通行止めや規制も本島北部各地で発生している。県道14号は倒木や道路陥没により、名護市源河―東村有銘の約8キロで全面通行止め。国道331号は大宜味村大保から東村平良の区間が倒木と陥没の影響で通れない。国頭村奥の国道58号と東村川田の県道70号は土砂などが流入し、通行止めとなっている。国道58号は国頭村宜名真―与那の約10キロが、大雨の影響で事前通行規制となっている。