映画「ウィキッド ふたりの魔女」、シング・アロング版の上映が決定
映画「ウィキッド ふたりの魔女」のシング・アロング版の上映が、北米約1000館で12月25日から実施されることが決定した。米バラエティが報じている。 「ウィキッド ふたりの魔女」は、不朽の名作「オズの魔法使い」の前日譚として、「悪い魔女」となるエルファバと「善い魔女」となるグリンダの出会いと友情を描く物語。2003年のブロードウェイ初演以来、世界中で1億人以上を動員し、数々の賞に輝いてきた伝説的ミュージカルの映画化作品だ。ステファン・シュワルツによる印象的な楽曲の数々は、ブロードウェイミュージカルの名曲として多くのファンに愛されている。 エミー賞、グラミー賞、トニー賞を受賞したシンシア・エリボがエルファバを、グラミー賞アーティストのアリアナ・グランデがグリンダを演じる。さらに、アカデミー賞女優のミシェル・ヨーがマダム・モリブル役で出演するほか、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレーター、ボーウェン・ヤンらが脇を固める。 シング・アロング版は、通常の上映と異なり、画面に歌詞が字幕として表示され、観客が一緒に歌って楽しむことができる。観客は「ポピュラー」や「自由を求めて」といった名曲とともに、グリンダやエルファバになりきって歌うことができる。この上映形式は、「アナと雪の女王」「グレイテスト・ショーマン」「ボヘミアン・ラプソディ」など、数々のミュージカル映画で人気を博してきた。 本作は11月22日に北米で公開され、日本では2025年春の公開が予定されている。第2部となる続編は2025年11月21日に米公開される予定だ。