2023年のクリスマストレンドは「赤と緑以外」。インテリアデザイナーのアイデア紹介
理想のクリスマスのデコレーションを実現することができれば、ホリデーシーズンのお部屋を華やかに演出し、洗練されたスタイルで1年を終えることが叶います。実際に作業を進めるにあたって幸先のいいスタートがきれるよう、今年のクリスマストレンドをインテリアデザイナーに予想してもらいました。 【写真集】インテリアデザイナーに聞く、2023年注目のクリスマストレンド もちろん、クラシックな赤と緑の組み合わせは気分を盛り上げてくれますが、2023年のクリスマスを彩るアイデアがデコレーションの可能性をどこまで広げてくれるのかが気になるところ。予想を裏切るようなカラースキームから、驚くような素材や仕上げ…。デザイン性の高い今年のクリスマストレンドを知れば、ホリデーシーズンのきらめきをひと足先に手に入れることができるはずです。 大きなトレンドの1つをここで明かすと、デザイナーたちはガラスを使った心地よい空間に注目しているようです。コレクテッド・インテリアのアシュレイ・マクガはこういいます。「ガラスは、エフォートレスなエレガンスを表現することに長けた素材。アートピースのような形状をまとえば、ほかのどんな素材よりも巧みに光の反射を操ります。クリスマスツリーのライトやキャンドルのあたたかな炎のゆらめきを受けとめ、美しく輝くのです。こうした雰囲気は、伝統的なデコレーションの根幹でもありますね」 それでは、クリスマスデコレーションの最新トレンドをチェックして、スタイリングのヒントを見つけてみましょう。
ガラス製のオーナメント
「コーヒーテーブルや階段の手すりなどには、重めのデコレーションをしがちですよね。そうした場合、ガラスの透明性が軽やかな印象を加え、ほどよいコントラストを生み出すのです。デリケートな形状に半透明色、アートピースのようなハンドメイドのガラス製オーナメントがもつテクスチャー…。どこにディスプレイしても魔法のような効果をもたらしてくれます」とマクガ。クリスマスツリーに吊るすのはもちろん、この写真のように、コーヒーテーブルに置いたボウルのなかにオーナメントを入れ、センターピースとしてもいいですね。