首里城火災から5年 学校や学年を越えて広がった高校生による募金活動 発起人が抱く再建への思い
沖縄のシンボルであり”希望”
外間さんはこの日、首里城の再建が始まって以来初めて首里城に足を運んだ。 外間愛夏さん: 素敵ですね。再建の様子を見学できるのは 現場には、被害の大きさを物語る瓦礫が展示されている。 外間愛夏さん: 残っているのがこれだけっていうことですよね。(龍の)“眼”が悲しいですね。あんなバラバラになっちゃって 正殿の再建が進む素屋根へ。 外間愛夏さん: 全部見えるとは思っていなくて。こんなに近くで、中まで見えるというのはなかなかないと思うので、貴重な体験だなと思います。ここまで進んでいるとは思っていなかったので、すごいです。目の前で見ているというよりは、映像を観ている気分です 形作られていく正殿の姿を目の当たりにし、5年前の悲しみは期待へと変わりつつある。 外間愛夏さん: 沖縄のシンボルだと思っているので、希望だなって思います。できあがるんだという期待が大きいです。本当にいろんな人に募金してもらってすごい金額が集まったので、みんなの気持ちは、この中の一部になれているのかな 火災の直後に立ち上がった高校生たちの熱意は共感を生み、多くの人々の心を動かした。募金活動を通して集まった首里城を甦らせたいというたくさんの思いが、きょうも再建を後押ししている。
沖縄テレビ