サイズ感以上の実用性が魅力の遊べるSUV! 〈フォルクスワーゲン〉Tクロス
輸入SUV市場において、圧倒的な人気を維持するクルマをご存知? それが〈フォルクスワーゲン〉Tクロス。パッケージの完成度の高さ、走りのクオリティ。体感すれば虜になること間違いなし!
売れているものには理由がある、と思う。最近それを感じたのはゴルフクラブ。そもそもへそ曲がりの性格からマイナーなブランドや“地クラブ”と呼ばれるマニアックなギアを積極的に選んでいた。ほかの人とカブりたくないし、自分だけ知っているみたいな優越感をもちたかったからだ。 ところが、初心に戻っていろいろと試打してわかった。もしかして「売れているクラブはいいクラブ」なのではと。たしかにそうだ。大手メーカーは多額の開発費と時間をかけてクラブを設計・製造している。でもってその性能が優れているからマーケットの支持を集めているのだ。 なにがいいたいかというと、今回キャッチアップする〈フォルクスワーゲン〉Tクロスはまさにそれに値する。’20年1月に日本で発売すると、その年の年間登録台数は8930台と輸入車としては大ヒットを記録。翌’21年、’22年も好調を継続。一躍〈フォルクスワーゲン〉の人気モデルとなった。 理由はいろいろある。たとえば使い勝手のいいサイズ。ハッチバックのポロと共有するプラットフォームを採用したサイズは全長4115×全幅1760×全高1580㎜。東京の住宅地でも郊外の畦道でも走りやすい寸法となる。しかも、ポロよりも目線が高いぶん視界が広いというメリットがある。価格も武器だ。スタートプライスが321万7000円(TSIアクティブ)は輸入車としてはロープライス。〈フォルクスワーゲン〉のブランド価値からしても魅力的。 ゴルフを代表とするこのブランドの日本での人気は高い。輸入車初心者も輸入車通も納得だ。それに機関やらパフォーマンスに対する信頼性も高い。日本の輸入車マーケットにおけるドイツ車の占める割合はダントツだからね。その面でのハードルもTクロスは低いといえるだろう。