前市議ら衆院選の公選法違反で送検、福知山市・舞鶴市でも期日前で投票干渉疑い
京都府警は26日、10月に行われた衆院選の取り締まり結果を発表した。前福知山市議の足立治之氏(66)を含む男女3人を公選法違反(投票干渉)の疑いで書類送検した。警告は13件だった。府警は同日、取締本部を解散した。 【写真】書類送検された足立治之氏 足立氏の書類送検容疑は、10月24日ごろ、福知山市の期日前投票所で、正当な理由がなく立憲民主党から立候補した山本和嘉子元衆院議員に投票するよう複数の親族の投票に干渉した疑い。関係者によると、容疑を認めているという。 ほかに、舞鶴市と福知山市の60代の男女2人を書類送検した。いずれも期日前投票で、知人らに特定の候補に投票するよう干渉した疑い。 警告は、候補者名を記したのぼり旗の掲出など文書掲示が5件、期日前投票所の付近で選挙ポスターを手に持って回覧するなどの文書頒布が8件だった。