EU、オゼンピックと眼病の因果関係審査へ 発症リスク上昇か
[コペンハーゲン 18日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は17日、デンマーク製薬大手ノボノルディスクの糖尿病治療薬「オゼンピック」と希少な眼疾患の因果関係をまとめた同国の新たな研究2件を審査すると発表した。 研究は今週発表された。オゼンピックにより、2型糖尿病患者が非動脈炎性虚血性視神経症(NAION)を発症するリスクが2倍超に上昇すると指摘した。 EMAは、これまでの研究ではオゼンピックと疾患の関係を示唆する強力な証拠はなかったが、今回の研究2件は新たな重要情報を含んでいる可能性があると述べた。