『TOKYO MEGA ILLUMI』

　2024年も残りわずか。年末年始といえば、きれいなイルミネーションですよね。広大で煌びやかな景色を観て心を浄化し、2025年を迎えたい。 【写真】デカい！綺麗！そして広い！『TOKYO MEGA ILLUMI』の膨大なイルミネーションの数々 　とはいえ、都内のイルミネーションは派手なものの、そこまで規模感は大きくないし......と思っていたところ、私の願いを叶えてくれる場所が、大都会・東京にもあることがわかり、足を運んできました。それが2025年1月12日まで開催中の『TOKYO MEGA ILLUMI』です。 　なんと、会場は大井競馬場。馬場の内側を含めた広大なスペースを活用し、2018年から冬季にイルミネーションイベントを開催しているそうです。数々のイルミネーションランキングで1位を獲得するなど大人気スポットとなっているメガイルミ。7シーズン目を迎える今年は過去最多となる60以上の場内イベントや、3年連続開催のウマ娘とのコラボレーションなど盛り沢山。 　前情報で既にわくわくしながら、メインゲートを進んでいくと、想像していた以上にキラキラの世界が広がっていました。 　フォトスポットはもちろん、大きな本に投影されている映像や人の動きに反応するプロジェクションマッピングなど、最初からわくわくする仕掛けがたくさん。 　地面のゴボライトは影で遊べるようになっているので、指でハートを作って写真を撮ってみました。 　少し歩くと、メガツリーが出迎えてくれます。 　LEDで照らされた存在感抜群のツリー。光り方にいくつかパターンがあり、思わず見入ってしまうほどに綺麗。写真だと少しコンパクトに見えますが、実物はとにかく大きくて圧倒されるので、ぜひ直接見に行ってみてください。ここにもフォトスポットがあり、多くの場所で素敵な思い出を作ってほしいというメッセージなのかなと感じて胸が熱くなりました。 　近くにはポニーやミニチュアホースとふれあえる競馬場ならではのコーナーがあり、私も写真を撮らせてもらいました。きらきらおめめで、とても可愛かった......。 　そうこうしていると、突如わたしの左手の景色には、カラフルに噴き上がる水が！なんと、期間中はイルミネーションだけでなく噴水ショーも楽しめるそう。大迫力のレーザーと噴水が夜空を彩ってくれます。 　ウマ娘 プリティーダービーとの特別コラボ回を観られたのですが、多くの方が写真を撮りながら楽しんでいるのが印象的でした。なんとメガイルミのために噴水とレーザーが導入されたそうで、大井競馬場さんの情熱に感謝。都会でこんな景色はなかなか観られません。 　 　序盤から思いっきり煌めきを浴びて楽しんだのですが、まだ半分もまわっていないことに気が付き、改めて敷地の広大さを感じつつ次のエリア『和のきらめきエリア』へ。地下道を歩いて向かうのですが、その間もプロジェクションマッピングの道やLEDで覆われたトンネルを通るので、現実に引き戻される瞬間なく非日常を楽しむことができます。 　キラキラのトンネルを抜けると、キラキラの階段が！ 　背景にして写真を撮るととても映えるのでおすすめです。 　順路通り進んでいくと、キラキラのトンネルがあったりLEDで表現された滝があったりと様々なタイプのキラキラに出会いました。これ、さっきも見たな...というものが何一つなく、イルミネーションってこんなに色々な種類があるのかと感心してしまうほどのバリエーション。 　藤棚では、たくさんの方が写真を撮っていました。 　なんとフォトスタンドが用意されていて、1人でも藤棚を背景に素敵な写真を撮ることができます。 　初めてこんなに近くでスターティングゲートを観ることができて、ここが競馬場であることを思い出した私なのでした。 　今回、メガイルミを観に行って感じたのが客層の広さ。家族連れの方、学校終わりの学生さん、お仕事終わりにふらっと遊びに来たのかなという方まで幅広い方が楽しんでいるのが印象的でした。 　イルミネーションだけでなく、ご飯も充実していたり、RODYとコラボした遊び場・塗り絵コーナーなどエンターテインメント施設としての魅力が詰まっていてゆっくり楽しむことができそうです。敷地や動線も広いので、お子さんが楽しそうに走っていて、都内のイルミネーション施設でこんなに広くてのびのびと楽しめる場所はとても貴重だなと感じました。 　そしてなにより、想像以上の煌めきに圧倒。どこを見てもキラキラで埋め尽くされている会場。楽しんでもらいたいという気持ちが詰まっていて、目も心もほかほかになりました。 　期間もクリスマスだけで終わらず、年明けも1月12日まで開催してくれるのも嬉しいですよね（年内は12月24日が最終営業日なので注意！）。クリスマスはもちろん、年末年始にキラキラに触れて、来年への活力の源にしてみてはいかがでしょうか。