ゴールを決めても嬉しくなさそうなラッシュフォード…… ガスコイン氏が「活を入れてもらえる」とセリエA移籍を推薦
チーム内で不満を抱えていると推察
イングランド代表のレジェンド、ポール・ガスコイン氏は、マーカス・ラッシュフォードの復活を願っているようだ。そして彼に送ったアドバイスが話題となっている。 その発言が飛び出したのは『SPORTS CASTING』のインタビュー内でのこと。ガスコイン氏は不振にあえぐマンチェスター・ユナイテッドで、思うような結果が残せていないラッシュフォードのことを「幸せそうに見えない」と指摘し、「彼は得点した時でさえ、嬉しそうには見えないので、何かが起こっているのだろう」と言葉にした。 そしてガスコイン氏は、自身が1992年にトッテナムからラツィオへ移籍した経験からか、セリエAへの移籍を推薦した。 「ラッシュフォードに関しては、彼はイングランドでプレーすることに満足していないようだ。いくつかの良いクラブが彼を獲得するだろう。そしてイタリアへ行けば、彼はいい刺激を受けて活を入れてもらえるだろう」 昨シーズンから続くチームの不調と共に、今シーズンも7試合でわずか1得点しか取れていないラッシュフォード。まずはこの先、ガスコイン氏の心配を跳ね飛ばすような活躍を見せたいところだが、もしこの状況が打開できなければ、ガラリと環境を変えてセリエAのクラブに籍を移すことも考えに入ってくるかもしれない。果たして今後のラッシュフォードのキャリアはどうなっていくのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部