5日初競り最高値目指しマグロ豊洲へ・大間
青森県大間町の大間漁協は4日、東京・豊洲市場で5日に開かれるマグロの初競りに向け、クロマグロを出荷した。同漁協などによると、年末年始の漁で計100本以上を水揚げしており、関係者からは「この中から『一番』が出れば」と期待の声が上がった。 4日は早朝から作業を開始。同漁協の職員がマグロを収めた木箱に氷を敷き詰め、フォークリフトに乗せて大型トラックの荷台に積み込んでいた。漁に出ていた漁船が帰港すると、マグロの重さを量ったり「大間まぐろ」のステッカーを貼ったりと出荷に向け作業を進めた。 同日午前9時ごろ、木箱40箱を載せた大型トラックが大間漁港を出発。豊洲市場のほか、青森市の市場などにも出荷する予定。 5日の初競りで、大間産クロマグロが最高値を付けると、14年連続となる。