アニメ「SANDA」三田役は村瀬歩、サンタクロース役は東地宏樹 放送は来年秋
板垣巴留原作によるTVアニメ「SANDA」のティザービジュアル第2弾が、本日12月25日のクリスマスに合わせてお目見え。ビジュアル公開に合わせ、三田(さんだ)一重役で村瀬歩、サンタクロース役で東地宏樹の出演も発表された。放送は2025年秋にスタートする。 【動画】サイエンスSARUが手がけるアニメーション映像を初収録したティザーPV スタッフ情報も公開された。監督は「ユーレイデコ」「SUPER SHIRO」の霜山朋久、シリーズ構成・脚本は「ダンジョン飯」「らんま1/2」のうえのきみこ。キャラクターデザイン・総作画監督は「スコット・ピルグリム テイクス・オフ」の石山正修が手がけ、田中知之(FPM)が初めてアニメーションシリーズの劇伴を担当する。 ティザービジュアル第2弾は石山の描き下ろし。まだ幼さが残る愛らしい少年・三田と、力強さ溢れ出るサンタクロースの、同一人物とは思えない対照的な2人が描かれた。クリスマス感あふれるビジュアルには「サンタさん、友達を見つけてください。」という、ある子どもの悲痛な願いも記された。さらに同時公開されたティザーPVには、サイエンスSARUが手がけるアニメーション映像を初収録。クリスマスの定番曲「Stille Nacht」にのせて、爆風や炎に包まれたダイナミックな“サンタクロース・ヒーローアクション”が展開される。 村瀬は作品の印象を「大人とは?子どもとは?という永遠の問いに対して、強烈なストーリーとキャラクターを武器に全力でこちらを殴ってくる力がある作品だと感じました」と語る。東地も「まずは作品の世界観やキャラクターがとても好みすぎて」と作品の印象を伝え「単なるおじさんではなく、少年の心を持っているという難しい役ですが、体当たりで臨ませていただきました」と報告した。 「SANDA」は超少子化時代を迎え、子どもが過剰に保護された近未来の日本が舞台の物語。原作は週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載され、単行本は全16巻が刊行された。 ■ 村瀬歩(三田一重役)コメント 大人とは? 子どもとは?という永遠の問いに対して、強烈なストーリーとキャラクターを武器に全力でこちらを殴ってくる力がある作品だと感じました。 その渦中にて揺さぶられ続ける三田を絶対やりたかったので超嬉しかったです! 巴留先生の唯一無二な個性がアニメでどう描かれるか楽しみにお待ちください! ■ 東地宏樹(サンタクロース役)コメント まずは作品の世界観やキャラクターがとても好みすぎて。決まった時は、とっても嬉しかったです! サンタクロース役なのですが、単なるおじさんではなく、少年の心を持っているという難しい役ですが、体当たりで臨ませていただきました。是非ともお楽しみに♪ ■ 霜山朋久監督コメント アニメ化にあたって「SANDA」のキャラクター達が放つ光をより輝かせるぞと言う気持ちで制作しています。「大人と子ども」とは、と悩む三田とそんな三田を振り回すキャラクター達が生き生きと動くのを楽しみにしてください! ■ うえのきみこコメント 初めて原作を読んだとき冬村のことが好きになりました。脚本を書いて冬村のことが大好きになりました。大人になりかけている子どもたちの不器用な青春を見守ってください。何卒よろしくお願い致します。 ■ 田中知之(FPM)コメント アニメーションの劇伴を全て担当するのは実は初めての経験で、非常に楽しくやらせていただいております。しかも初めてだと言うのに、従来の作法とは全く違う、フレキシブルでアグレッシブな劇伴の制作方法を提案差し上げたのですが、それを監督はじめスタッフの皆さまが受け入れてくださり、結果、非常に面白い作品が生まれそうであります。乞うご期待。 ■ 石山正修コメント 板垣巴留先生が描く魅力的な人物たちを、原作ファンの方々に「そうそう、色がついて動いたら絶対こうだよね!」と感じていただけるように、また初見の方々にも本作が板垣先生の作品に触れる一助となれるように、とにかく元の魅力を引き出すことに注力してデザインしました。 ドタバタしつつ、凍てつくも熱い物語を一瞬たりともお見逃しなく! 皆さんにとって、素敵なプレゼントになりますように。 ■ TVアニメ「SANDA」 2025年秋放送 □ スタッフ 原作:板垣巴留「SANDA」(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊) 監督:霜山朋久 シリーズ構成・脚本:うえのきみこ 音楽:田中知之(FPM) キャラクターデザイン・総作画監督:石山正修 アニメーション制作:サイエンスSARU □ キャスト 三田一重:村瀬歩 サンタクロース:東地宏樹 (c)板垣巴留(秋田書店)/SANDA製作委員会