公民館で3学期スタート 校舎損傷の門前高
門前高は7日、能登半島地震で損壊した校舎の代替施設となる輪島市門前公民館で始業式を行い、3学期をスタートさせた。 中澤賢(さとし)校長は生徒約100人を前に式辞を述べ、公民館を代替校舎とすることに市や地元住民、保護者らの協力があったとし「感謝の気持ちで大切に使わせてもらおう」などと呼び掛けた。 生徒は8日から公民館で授業に臨む。7日は公民館の清掃や、保護者が用意したトラックを使って椅子や机などを搬入した。 門前高の校舎は地震で基礎部分が損傷した。代替校舎は同校グラウンドに建設予定の仮設校舎が完成する秋までの措置とする。