「ここでの時間は終わり」ドルトムント、フンメルスの退団を発表。13年間で508試合に出場
ドルトムントは14日、DFマッツ・フンメルスが今季限りで退団することを発表した。 現在35歳のフンメルスは、バイエルンから2008年1月のレンタル移籍を経てドルトムントに加入。2016年から2019年までバイエルンに復帰した後、2019年にドルトムントに再び復帰していた。 ドルトムントでは13年間の通算で公式戦508試合に出場し、2度のブンデスリーガ制覇や2度のチャンピオンズリーグ(CL)準優勝に貢献。CL決勝に進出した今季も公式戦40試合に出場していたが、先日に退任が決まったエディン・テルジッチ監督の戦術を公に批判するインタビューなどで物議を醸し、フロントからも信頼を失ったことが伝えられていた。 最終的に、今季限りで満了する契約を延長することなく退団することに。フンメルスはクラブを通じて、「13年にわたるブラック&イエローでの時間は終わりを迎えた。ドルトムントが今日の地位を得るまでの過程をほぼすべて見守ることができたのは僕にとって大きな名誉であり、喜びだった。このクラブとファンは特別だ。共に働いたクラブスタッフのみんなやチームメイト、コーチ陣に改めて感謝したい」と感謝の言葉を残した。