弘前市内は雪景色 青森県内寒さ厳しく 18地点で気温今季最低
冬型の気圧配置と寒気の影響で青森県内は19日、各地で厳しい冷え込みに見舞われた。青森地方気象台によると、県内23観測地点のうち18地点で今季の最低気温を記録した。一方、20日は高気圧に覆われ、寒さが和らぐ見通しだ。 同気象台によると、19日は12月上旬から中旬並みの寒さとなったところが多く、気温が今季最低となったのは酸ケ湯が氷点下7.6度、碇ケ関が同4.1度、休屋同3.5度、黒石同2.7度、八戸同1.5度、青森同1.3度、弘前同1.0度など。 最深積雪8センチを記録した弘前市では同日朝、車から雪を下ろしたり、足元を気にしながら歩いたりする市民の姿が見られた。徒歩で通勤していた市職員成田由美さん(53)は「いよいよ冬が来たなという感じ。(湿った雪に)足を取られて、歩くのも大変だ。滑るので、歩道がないところを歩くのが怖い」と話した。 同気象台によると、20日の予想最高気温は青森と八戸11度、弘前と深浦10度、むつ9度。