【漫画】設定に夢がない(笑)『ヘンゼルとグレーテル』 登場人物全員“クセつよ”でお腹痛い!【作者インタビュー】
童話のセオリー通りではない魔女との関係が面白すぎる!
ヘンゼルとグレーテルは、親に「一流のパティシエになるまで帰ってくるな!」と言われ、家を追い出されてしまいました。森のなかを歩いていると、ふたりはお菓子の家を見つけます。お菓子の味見をしながら家のなかへ入ったヘンゼルとグレーテルの前に子供を捕らえようとする魔女が現れます。しかし、一流のパティシエを目指すふたりと、一人前になりたい魔女との会話は思わぬ方向に進んでいって……? 【マンガ本編】設定に夢がない『ヘンゼルとグレーテル』 登場人物全員“クセつよ”でお腹痛い! 西造さん(@actout_saizo)による創作マンガ『ヘンゼルとグレーテル』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は12万を超えており、読者からは「たくましく生きていきそう(笑)」「設定に夢のない童話好き!」「すべての登場人物のクセが強い(笑)」などの声があがっています。 西造さんは漫画家として活動しており、SNSでマンガを投稿しています。そのほかにも、短編集『パラノイアゼリー』(全2巻)がKindleにて公開中です。 作者の西造さんにお話を聞きました。 ーー今作『ヘンゼルとグレーテル』を描いた理由や、生まれたきっかけを教えて下さい。 シンデレラで落描きマンガを描いて投稿したら、たくさんの人に読んでいただけました。みんな童話パロが好きなようなので、また何か描こうと考えてみました。過去に商業作品でいくつか童話パロは描いていたので、思い当たるメジャーな童話からまだ描いていないもの……と思うと『ヘンゼルとグレーテル』になりました。
ーー今作を描くうえでこだわったことや、お気に入りのシーンやセリフなどはありますか? かわいい女の子を描くのが私の使命だと思っています。今作ではグレーテルがかわいいことにこだわっています。グレーテルのエプロンドレスがお気に入りです。 ーー原作がある作品を描くうえで西造さんのオリジナリティを出すために工夫なさっていること、心がけていることなどはありますか? 私のマンガは、だいたいキャラクターが勝手に動くことにまかせています。童話パロのときは最初にキャラクターが動く動機を何かしら与えたら、あとは勝手に動いています。それなので工夫や心がけというようなことは正直ないような……。女の子の服装はちゃんと真面目に考えています!
マグミクス編集部