香取慎吾、11年ぶりに連ドラ主演!新ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』放送決定
■「しばらくテレビの世界から離れていたからこそ、逆にテレビのことがよくわかるようになった」(香取慎吾) 【画像】香取慎吾、アルバム『Circus Funk』ジャケット写真 香取慎吾が、フジテレビの2025年1月期の木曜劇場(毎週木曜22時~22時54分)にて、ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』で主演することが決定した。 人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことに。日常における家族や社会、日本の問題と向き合っていくなかで、最低男は義弟やその子どもたちと少しずつ本当の家族のような関係を築いていきながら、次第により良い社会を作りたいと思うようになり、やがて本気で選挙に立候補することになる――。 香取慎吾がフジテレビの連続ドラマに主演するのは、2014年4月期放送の『SMOKING GUN~決定的証拠~』以来、およそ11年ぶり。自身初となる「政治家を目指す男」を、いったいどのような演技で表現するのか。「見栄やプライドを捨てきれない強い自分と、優しさや生きづらさを抱える弱い自分との間を行き来しながら、人生のやり直しを懸けて、世の中を変えようと奮闘する“日本一の最低男”」という新しいヒーロー像の誕生に、期待が高まる。 ■イントロダクション 物語の主人公は、大森一平(おおもり・いっぺい/香取慎吾)。テレビ局の報道マンとして家族のケアをまったくしない仕事人間だったが、その昭和的な価値観のせいで不祥事を起こし、追われるように退社。今は大嫌いだった父親の残した実家に引っ越し、フリージャーナリストを名乗るも仕事はなく、無職同様のさえない生活を送っている。そんなある日、一平は亡き妹の夫で、残された子どもふたりをシングルファーザーとして育てている小原正助(こはら・しょうすけ)に声を掛け、実家で一緒に暮らし始める。家族や子どもが大嫌いなはずなのに、正助とともに家事育児に精を出す一平。だが、その意外な行動の裏には、ある“最低”な目的があった。社会的に再起して世間を見返してやろうと、政治家になることを決意した一平は、来たるべき区議会議員選挙で、生活者目線を持っていることをアピールできるように、正助とその子どもふたりとの共同生活を始めたのだ。いわば、自身の選挙でのイメージアップのために“ホームドラマ”を演じているに過ぎなかったのである。 しかし一平は、シングルファーザーの正助やその子どもたち、さらには子育てを通じて出会った人々と触れ合うなかで、家族や社会の問題など、日常における様々な課題に真摯に向き合うようになり、人生観も徐々に変化し始める。これまで家族を避けて生きてきた一平は、次第に本当の父親のような存在となり、“ニセモノ”の家族が、いつしか“ホンモノ”の家族になっていく――。そして一平は、日常の問題を解決するため、家族や周囲の応援も受けながら、選挙に立候補することに! 果たして、“日本一の最低男”の一平は、家族を、社会を、そして日本を変えることができるのか!? 時代が急速に移り変わるなか、多様化する「父親像」や「男性像」、昨今改めて見つめ直されている「ケア労働の価値」、そして、今の時代における「新しい家族のあり方」など、日常生活の中に存在する社会問題に鋭く斬り込んでいるのも、本作の大きな特色。最低男の一平が、悪戦苦闘しつつも、価値観をアップデートしながら自分のキャリアや今後の生き方を問い直し、やがて世の中を変えるために選挙への出馬を決める成長物語に、注目だ。 ■香取慎吾 インタビュー ――今作は香取さんにとって、およそ11年ぶりのフジテレビ系連続ドラマ主演作となります。 香取:今から7、8年前、フジテレビでずっとレギュラー出演させていただいていた番組が終わることになって、その最終回の収録が終わったとき、レインボーブリッジを渡って帰ったんですね。それ以来、あの橋を渡ってお台場に来ることは、ほとんどなくなって。でも、それだけの長い年月を経たことによって、テレビって、すごく素敵で華やかで、でもそのぶん、テレビを作ることはすごく大変なことなんだ、ということに気づくことができたんですよね。しばらくテレビの世界から離れていたからこそ、逆にテレビのことがよくわかるようになった。だから今は、そんな華やかな世界にまた足を踏み入れられるという喜びと、離れていたからこそ感じるプレッシャーと、その両方を味わっているところです。考えてみると、テレビの仕事の中で…というか、すべての活動の中で、連続ドラマがいちばん大変じゃないかと思うんですよ。映画とか舞台とか、音楽とか、僕は絵の個展なんかもやってますけど、そういった活動と比べても、やっぱり連ドラがいちばん大変なんじゃないかな。…そういう話を、草なぎ(剛/「なぎ」は、弓へんに前+刀が正式表記)とも最近よくしてるんですけど(笑)。 ――今作のオファーを受けたときの心境は? 香取:まずはとにかく、びっくりしましたね。でも、すぐに“挑んでみたい”っていう気持ちに変わりました。まぁ、挑むといっても、“楽しみながら演じる”という姿勢は忘れずに、スタッフやキャストの皆さんと一緒に、良いお仕事をしたいなと思ってます。テレビの前の皆さんに“面白かった”って心から言ってもらえるようなドラマになったらいいなと。…僕、すごくちゃんとしたこと言ってますよね?(笑) ――今作のあらすじ、プロットについて、どのような印象を持ちましたか? 香取:夢の世界とか、現実とはかけ離れた世界を描いてみせることも、テレビドラマの大切な役割ではあるんですけど、今回のドラマでは、もっと身近なこと、人々の生活の中に垣間見えるようなことも描かれていくことになると思うんです。だから、そういう何気ない事柄が、現実の社会を生きている皆さんにとっての“明日を生きるヒント”になったらいいなって。今は、“素直に前を向いて生きてますか?”って聞かれても、誰も胸を張って答えられないような、そんな時代だと思うので。…いやいや、本当にちゃんとしたコメントだなぁ(笑)。 ――大森一平というキャラクターの印象は? また、一平を演じるにあたっての意気込みや、心掛けようとしていることなどがあれば、教えてください。 香取:一平は、いわゆる“最低男”なんですけど、実際の慎吾ちゃんはとってもいい人なので(笑)、本物の“最低男”になれるように頑張りたいと思います! “今度の慎吾ちゃんは最低だね”って言われたら、こっちの勝ちかなと(笑)。とはいえ、そんな最低な男が、そこからどうやって成長していくのかも、もちろん見届けていただきたいです。いったい彼が、どういうときに何を思い、どんな気づきを得るのか。そのあたりを、監督以下、スタッフの皆さんと話し合いながら探っていきたいと思っています」 ――主人公の一平は、社会を変えようと選挙に出ることを決意します。そんな一平に、共感する部分はありますか? 香取:政治家の仕事って、僕の仕事とはまったく違うけど、考えてみると、結構近いところもあるような気がするんです。僕は普段、自分の思いを、歌をうたったりすることで発信しています。それに共感してくれる人たちがいて、その人たちがたくさん集まってくれて…ということを仕事としてやっているわけですよね。政治家が、有権者に“世の中を変えたい”という志や思いを伝えて、それを実行していこうとする気持ちと、何となく似ているような気もします。とは言ってもやっぱり、毎日ニュースを見ながら“もっとちゃんとやれる人はいないのか?”なんて言ってる僕みたいな人間と、本気で選挙に出ようと考えている人たちとでは、大きな隔たりがあるのは間違いないですね。自分自身が世の中を変えるんだと決意して、選挙という最初の一歩を踏み出すのは、本当に大変なことだと思うから。だからこの先、一平が選挙に出ようと決めたときに、どんな大きな一歩を踏み出すことになるのか、今から楽しみですね。きっと僕の演じる一平は、最初は軽く考えてるはずだから(笑)。 ――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へ、メッセージをお願いします。 香取:香取慎吾、久々にフジテレビの連続ドラマに登場します! 最近は、各局でたくさんのドラマが放送されていて、選ぶのが大変だと思うんですけど、来年の1月はぜひ、慎吾ちゃんを選んでください!(笑) ■プロデュース:北野拓(フジテレビ ドラマ制作部)コメント 日常生活にあふれるさまざまな問題は、政治とは切り離せずにつながっている。一見、解決が難しそうに見えても、目の前の小さなことからであれば、より良い方向に世の中を変えていくことができる――。 そうした希望を今の時代に届けたいと思い、選挙×家族という異色のジャンルを掛け算して、日本一の最低男が家族を、社会を、日本を変えていこうとする物語を作ろうと考えました。 この壮大なチャレンジに主演として香取慎吾さんを迎えることができたのは、この上ない喜びです。香取さん演じる日本一の最低男・大森一平が、家族やその周りの人々が直面する課題とどう向き合っていくのか、その先にある社会をどのように変えていくのか、毎週、見逃さずにぜひ最後まで見ていただけたらと思います。 誰もが未来に不安を抱えて生きている今だからこそ、毎週、笑って泣けて、明日への活力になるドラマを、香取さんをはじめとするキャストとスタッフとともに一丸となって届けたいと思います。ぜひご期待ください! 番組情報 フジテレビ系 木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』 2025年1月スタート 毎週木曜 22:00~22:54 出演:香取慎吾 他 スタッフ 脚本:政池洋佑(『ハケンアニメ!』他)蛭田直美(『舟を編む~私、辞書つくります~』他)おかざきさとこ(『あなたがしてくれなくても』他)三浦駿斗(『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある』他)※話数順 演出:及川拓郎 (『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』、『ザ・クイズショウ』他)他 プロデュース:北野 拓 (『フェンス』『フェイクニュース あるいはどこか遠くの戦争の話』他) リリース情報 2024.11.27 ON SALE 香取慎吾 DIGITAL ALBUM『Circus Funk』
THE FIRST TIMES編集部
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