公職選挙法に抵触か 兵庫・斎藤知事のSNS戦略、違法性は?【#みんなのギモン】
■選挙でのSNS活用 どう運営すればセーフ?
兵庫県 斎藤知事 「最近は選挙でもSNSの活用も増えてきていますけど、SNSをどう運営すればセーフなんですか?」 山崎アナウンサー 「今後のツールになってきますからね。選挙プランナーの戸川大冊さんに聞きました。選挙プランナーは候補者に戦略などを助言する人ですが、選挙期間中は報酬を受け取らないということです。戸川さんはSNSの運用について、『ボランティアに頼みましょう』と候補者に助言をするということです。候補者の中には、戸川さんに『やってくれないの?』と不満を言う人もいるそうです。選挙期間中に戸川さんが候補者に代わってSNSを運用したら違法になるので、戸川さんは受けないということでした。候補者であっても違法になるかどうか、なかなかわかっていないケースもあるということです。学生ボランティアがやってくれることもあるということでした」 鈴江キャスター 「立候補する当事者であってもこういった公職選挙法の線引きというところがなかなか難しいところもあるという話ですが、今回の選挙戦でSNSの活用というところが大きく注目されたからこそ、両者の主張にちょっと食い違いがあるところが、今後、争点になってくるんでしょうか?」 山崎アナウンサー 「そのあたりもポイントになってくると思います。こういった公職選挙法に抵触する可能性というのが指摘されているんですけれども、斎藤知事は25日の取材で違法性については指摘を改めて否定しまして、PR会社の代表が書いていた内容は、『個人のボランティアで対応していただいた』と述べていました。今後について斎藤知事は、代理人弁護士と相談をしながら対応していくとしています」 (2024年11月25日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)