“パワーカップル”人気が再燃! セレブのデートコーデに注目が集まる本当の理由
誰もが90年代やY2Kにインスパイアされた熱狂的なファッションはもう出尽くしたと思っていたそのときに、デビッド・ベッカムのNetflixドキュメンタリーが登場した。 【写真】歴代セレブカップルたちの、ラブラブそっくりコーデBEST20 そして10月、ソーシャルメディアはダウンジャケットを着てデートしていた頃やマドリード時代の日焼けしたベッカム夫妻のスナップであふれることになった。多くの“ポッシュ&ベックス”ファンが語ったように、私たちは4部構成の「ベッカム」を「2人のラブストーリーを見るため」に見始めたが、たちまち「2人のファッションにくぎ付けになった」。
「ベッカム」が配信された同じ週、「ロード・スキン(rhode skin)」の発表会に現れたジャスティン&ヘイリー・ビーバーの1カ月前の画像がネット上のミームになった。「エルマンノ シェルヴィーノ」の赤いミニドレスでドレスアップしたヘイリーに対して、ジャスティンはラフなグレーのスエット姿。その対照的なスタイルが人々の議論を呼んだのだ。 ヘイリーは最近の『GQ』誌のインタビューで、自分たちのミスマッチファッションがネットを騒がせていることについて、「多くの人がこのことについて話しているのを見てとても興味深い」と語っている。
先月にはケンダル・ジェンナーとバッド・バニーによる「グッチ」のキャンペーンも話題になった。交際状況について2人はコメントを拒否したが、ファンはこれがカップルの事実上の交際宣言(#hardlaunch)だと断定。いずれにせよ彼らは、一言も発する必要はなかった。調和のとれたレトロなファッションやトラベルバッグの写真が多くを物語っていた。
パワーカップルのファッションへの人々の欲求はとどまるところを知らない。TikTokでは最近@young_emperorsなどカップルの凝ったファッションを紹介するアカウントが増えており、無数のインフルエンサーが恋人と「ハイタッチで着替える」トレンドを追いかけている(このフォーマットの再生回数は約8400万回で、その数は今も増え続けている)。