元JリーグMVPが8戦3発…英クラブで驚きの覚醒 現地喝采「高いレベルでプレーすべき」
英3部バーミンガムMF岩田智輝、今夏加入後の目覚ましい活躍ぶりに現地脚光
今夏に英3部バーミンガム・シティに加入したMF岩田智輝の目覚ましい活躍ぶりが現地で称賛されている。直近のリーグ戦8試合で3得点と躍動する働きぶりに、英メディア「Football League World」は「リーグ1よりも高いレベルでプレーすべき」と、実力の高さに太鼓判を押している。 【写真】圧巻の筋肉「どうなってる?」…元横浜FM岩田智輝の逞しい大腿四頭筋 27歳の岩田は前所属のスコットランド1部セルティックでは出番を得られず、今夏バーミンガムに活躍の場を求めた。すると韓国代表MFペク・スンホとのダブルボランチで定位置を掴み、リーグ戦8試合で3得点、EFLトロフィー(国内カップ戦)2試合で1得点と高い得点力を示している。 10月22日に行われたボルトンとのリーグ第13節では相手選手が頭で跳ね返したクリアボールを左足インサイドのダイレクトボレーで叩き込む鮮やかなゴールを決め、2-0の勝利に貢献。チームを率いるクリス・デイビス監督から「並外れた技術だ」と得点力や技術力の高さを称賛されるなど、評価は右肩上がりに上昇している。 こうした活躍ぶりが現地メディア上でも脚光を浴び、「Football League World」は「どこからともなくやって来たような驚きの加入だったが、クリス・デイビスのチームでレギュラーの座をすぐに確保し、ブルースのサポーターは27歳の選手がこれまでに見せた活躍に感銘を受けている」と現地での評価を伝えている。 記事では「イングランドのサッカーに順応するのに苦労することはなく、リーグ1よりも高いレベルでプレーすべきであることは明らかだ」とも伝えられ、そのポテンシャルに太鼓判を押す。横浜F・マリノス時代の2022年にJリーグMVPを受賞し、そこから海外に渡って3年目。セルティックで不遇を味わった27歳は、着実に進化を遂げつつある。
FOOTBALL ZONE編集部