「士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~」が世田谷文学館で4月開催へ。『アップルシード』『ドミニオン』など初出しを含む自身最大規模の展覧会
映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』から30周年
マンガ『攻殻機動隊』を代表作のひとつとして知られる士郎正宗。その軌跡をたどる大規模個展「士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~」が2025年4月12日から8月17日まで世田谷文学館で開かれる。主催は世田谷文学館、講談社、パルコ。 本展のために作られたキーヴィジュアルは『攻殻機動隊』をはじめ、士郎正宗の代表作品が一堂に集うデザインとなっている。 士郎正宗は1961年生まれのマンガ家、イラストレーター。作品が発表された1980~90年代当時はまだ世に浸透していなかった先端技術の情報を独自の感覚でとらえ、世界でいち早く電脳化する未来をマンガで表現してきた。その革新性は、その後のマンガ、SF文学、映画などのクリエイターたちに大きな影響を与え続けている。 『攻殻機動隊』を中心に、初期作品『ブラックマジック』から『アップルシード』、『ドミニオン』、『仙術超攻殻オリオン』、そして現在に至るまでの軌跡をたどる内容となり、その創作の世界の全貌を間近で見ることができる。 展覧会では多数のオリジナルグッズや、ブランドコラボグッズ、そしてアーティストとのコラボレーションも予定されている。 来年は映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の公開から30周年。世田谷文学館開館30周年とあわせて本展でメモリアルイヤーを祝おう。
Art Beat News