熊谷紗希がゴールデンフット受賞!…日本人では中田英寿氏以来2人目、現役選手では初の快挙
ローマは10月31日、日本女子代表(でしこジャパン)DF熊谷紗希がゴールデンフット賞を受賞したことを発表した。 【祝福】ローマが熊谷紗希のゴールデンフット受賞を報告! ゴールデンフット賞はモナコ公国の太公アルベール2世らの支援により2003年に設立された。メディア関係者やファン投票により選出された28歳以上の現役選手1名が表彰されるほか、サッカーの歴史上に偉大な功績を残した引退選手にはオールタイム・レジェンド賞が授与される。過去にはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)やクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)ら錚々たる名プレーヤーたちが受賞した。 そんな栄誉ある賞を、長きに渡って海外で活躍し、なでしこジャパンを牽引し続けている熊谷が受賞。女子部門は2022年に設立され、昨年は男女ともに受賞がなかったため、熊谷は女子選手として2人目の受賞者となった。また、現役の日本代表選手が受賞するのは史上初。過去には2014年に中田英寿氏がオールタイム・レジェンド賞を授与されているため、日本人としては史上2人目の快挙となっている。 1990年10月17日生まれで現在34歳の熊谷は、常盤木学園高校を経て2009年に浦和レッドダイヤモンズ・レディース(現:三菱重工浦和レッズレディース)に入団。その後はフランクフルト、リヨン、バイエルンと欧州の名門を渡り歩き、昨年からはローマで活躍している。リヨンで7度のリーグ優勝と5度の女子チャンピオンズリーグ(WCL)制覇、バイエルンとローマでもリーグ優勝を経験するなど、これまで数多くのタイトルを獲得い。なでしこジャパンでは国際Aマッチ通算157試合に出場している。 なお、今年の男子部門にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)やブラジル代表FWネイマール(アル・ヒラル)、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(アル・イテハド)、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクら10名がノミネート。オールタイム・レジェンド賞には元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏や元イタリア代表DFファビオ・カンナヴァーロ氏、元ポルトガル代表MFルイ・コスタ氏らが名を連ねている。
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