「『俺はこうだ』と言う時期は過ぎた」悔しい“前半で交代”の堂安律が語った胸中「完全に不完全燃焼ですけど…」【現地発】
「チームとしての勝利をまず喜ぶべき」
[北中米W杯アジア最終予選]日本 5-0 バーレーン/9月10日/バーレーン・ナショナル・スタジアム 【画像】日本代表のバーレーン戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。4人が7点の高評価。MOMは2G1Aの9番 日本代表は現地9月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第2節でバーレーン代表とアウェーで対戦。37分に上田綺世のPKで先制すると、後半に4ゴールを叩き込み、5-0の圧勝を飾っている。 右ウイングバックで先発した堂安律は、ポスト直撃のシュートや、南野拓実の決定機演出など見せ場を作ったものの、ハーフタイムに伊東純也と交代となった。 「そこはポジション争いになってきているので。縦で勝負できる純也くんの武器は、チームの武器だと言うのはわかっていますし。僕の左足の精度と言うのも、チームの武器になっている。今日は、僕は完全に不完全燃焼ですけど、チームとしての勝利をまず喜ぶべきですし、もっとチームが困ったときに、自分が必要になるかなと思います」 試合後にそう心中を語った堂安は、「こういう展開だと、後半から出るとおいしいと話す選手もいるが?」との質問にこう答えている。 「まぁ、そんな事は言い訳にならないので。自分で認めるところは認めて、他の選手が良かったところはあるので。変に、無理に、『俺はこうだ、こうだ』みたいに言う時期は過ぎたので。自分の中でしっかり消化して。チームが困ったときに自分が必要だと言うのはわかっているので。そこで力を発揮できるようにやるだけだと思います」 悔しさは胸にしまい、前を向いた。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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