日生劇場の物語付きクラシックコンサートで百名ヒロキがアラジン、大久保祥太郎がランプの精に
「日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2024 物語付きクラシックコンサート『アラジン・クエスト』」が、7月27・28日に東京・日生劇場で上演される。 日生劇場ファミリーフェスティヴァルは、観客に家族で本格的な舞台芸術に触れてもらうことを願い、1993年にスタートしたもの。その一環となる「アラジン・クエスト」では、オーケストラの生演奏で、クラシックの名曲やバレエ音楽など幅広いジャンルの音楽と芝居が楽しめるコンサートが披露される。アラジンは魔法使いに囚われたルーナ姫を救うため、ランプの精と一緒に冒険の旅に出るが……。 脚本を長屋晃一、石丸さち子、作曲・編曲を井上一平、演出を石丸が手がける。指揮者を角田鋼亮、コンサートマスターを川田知子、演奏をニッセイシアターオーケストラが務め、出演者にはアラジン役の百名ヒロキ、ランプの精役の大久保祥太郎のほか、ルーナ姫役でメゾソプラノの山下裕賀、魔法使い役の武岡淳一が名を連ねた。上演時間は2時間を予定している。出演者と演出の石丸からのコメントは以下の通り。 ■ 角田鋼亮 コメント みなさん、こんにちは。指揮者の角田鋼亮です。今回5年ぶりに「アラジン」シリーズのコンサートに帰ってくることとなりました。あの素敵な舞台に再び立てるかと思うと、とてもワクワクしています。このコンサートは、皆さんと一緒に色々な音楽を楽しみながら物語を進めていきます。今回は冒険や挑戦の連続です。ぜひ力を貸して下さいね。そして、コンサートが終わる頃には音楽について、声や楽器について、オーケストラについて詳しくなっているはずです。さあ、日生劇場で楽しい音楽の旅にでかけましょう! ■ 百名ヒロキ コメント 僕自身、小さい頃に劇場で体験した事は大人になっても忘れる事が出来ません。 劇場に響き渡る振動、いつもうるさいあの子が静かに舞台上を見る驚き、テーマパークとは違う非現実と現実の合間。 今回はお子様達と一緒にシーンを作っていきます。夏休みと言えば日生劇場だったな、と思い出していただけるような素敵な体験になるようにクラシック音楽をアラジンの冒険物語にのせて紹介していきます。 劇場でお待ちしております。 ■ 山下裕賀 コメント “音楽”って、一体なんでしょう? 一人で奏でても音楽、みんなで演奏しても音楽……メロディーがなくたって、リズムがあったらそれだけでも音楽です。誰しもが心に持っている、とっても自由なもの。そして“音楽”は言葉の壁を超え、ジャンルを超え、時空を超えて世界中の人と繋がることのできる、魔法のようなパワーを秘めています。 この物語では、とあるメロディーがアラジンたちを様々な世界に導いていきます。今回は会場の皆さまのお力を借りる場面も……?! クラシックコンサートだからとどうぞ固まらず、一緒に歌ってくださいね。間違ったって大丈夫! 小さなお客様からコンサートベテランのお客様まで、「音楽って楽しい!」と少しでも思っていただけるような舞台になりますよう、全力投球いたします。オーケストラの皆さんはじめ、さらに俳優の方々との共演にもドキドキワクワクしています! 是非ぜひ会場へいらしてください! ■ 石丸さち子 コメント もしこの世界から音楽が消えてしまったら? 想像するだけで、寂しくて、怖いですね。 音楽は人の心を豊かにしてくれるので、世界など壊れてしまえと思っている悪い魔法使いは、音楽を奪ってしまうのです。主人公は、ちょっとスランプの音楽家。彼がアラビアンナイトの世界に入り込んで、ランプの精と一緒に、音楽と世界を救います。 劇場に来てくれた小さな仲間たちには、この冒険に思いっきり参加してもらって、一緒に音楽の力で魔法使いをやっつけます。夏休みの大切な思い出になるでしょう。 ご一緒に来てくださるお母様お父様には、「小さい頃にこれを観たかった!」と思っていただけるような、素敵な作品になるでしょう。 日生劇場に、どうぞわくわくしにいらしてください。 ■ 日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2024 物語付きクラシックコンサート「アラジン・クエスト」 2024年7月27日(土)~2024年7月28日(日) 東京都 日生劇場 □ スタッフ 脚本:長屋晃一 / 石丸さち子 作曲・編曲:井上一平 演出:石丸さち子 □ 出演 指揮:角田鋼亮 コンサートマスター:川田知子 演奏:ニッセイシアターオーケストラ アラジン:百名ヒロキ ランプの精:大久保祥太郎 ルーナ姫 / メゾソプラノ:山下裕賀 魔法使い:武岡淳一