「トー横」にいた女子高生とホテルでわいせつな行為をしたとされる

「16歳ぐらいかな？　泊まりなら１万円あげるよ」 男は少女をこう誘って、近くのホテルへ連れ込んだという――。 「そ、そこイヤッ！」…43歳男「トー横の女子高生と歌舞伎町でわいせつ」逮捕直後の憔悴写真 11月14日までに警視庁少年育成課は、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで埼玉県上尾市に住む会社員・三田恭弘容疑者（43）を逮捕した。東京都新宿区の歌舞伎町のホテルで、16歳だった女子高生Ａさんに声をかけ未成年と知りながらホテルでわいせつな行為をしたとされる。警察の取り調べに対し「おカネを渡してわいせつなことをしたのは間違いありませんが（Ａさんの）年齢を聞いたのは行為の後でした」と、容疑の一部を否認しているという。 「逮捕容疑の事件が起きたのは、今年９月13日から14日にかけてです。Ａさんは友人関係で悩み家出をし、歌舞伎町『新宿東宝ビル』周辺のいわゆる『トー横』にいました。そこで三田容疑者は『泊まりなら１万円あげる』などと声をかけ、近くのホテルへ連れ込んだとされます。 三田容疑者は、こうも供述しているそうです。『（Ａさんに声をかける前に）大久保公園で立ちんぼしている（別の）女性におカネを渡しホテルに行きました。その後、終電まで時間があったので（Ａさんを）誘いました』と。警察は三田容疑者に余罪があると考えています。Ａさんは『トー横』を初めて訪れたそうです」（全国紙社会部記者） ◆「幻覚が見えた」 本誌カメラマンは、11月14日に行われた三田容疑者の送検を撮影した。警察署から出てきた当初から、ずっとうつむいていた短髪の三田容疑者。護送車の後部座席でも顔を上げることなく、憔悴した様子を見せていた。 「トー横」では、未成年の少年少女がトラブルに巻き込まれるケースが多発している。近年起きた主な事件を紹介したい。 ・’22年１月、東京都青少年健全育成条例違反の容疑で20代の男が逮捕される。「トー横」で知り合った女子中学生に「かわいいね」などとダイレクトメッセージを送信。歌舞伎町のホテルで複数回にわたり、わいせつな行為をしていたとされる。男は「トー横四天王」の一人としてカリスマ的な存在だった。 ・’24年７月、大麻取締法違反の疑いで40代の男を逮捕。男は「トー横」周辺にいた女子中学生らに「タバコだ」と言って大麻を吸引させた。女子中学生らには幻覚症状が。警察に対し「空が緑色に見えました。歩けなくなり幻覚が見えた」と供述している。 他にも薬物の過剰摂取（オーバードーズ）で、女子高生が病院に搬送される事態も多発。警察は「トー横」周辺の取り締まりを強化し、たむろする少年少女らに近寄らないよう呼び掛けている。