奈良・御所市長が辞意表明 肺がん悪化し職務継続困難
今年5月に無投票で5選を果たした奈良県御所市の東川裕市長(62)は19日、治療を続けていた肺がんが悪化し、職務の継続が困難になったとして辞任する意向を明らかにした。9月初旬の定例議会で議長に辞職願を提出する。市選挙管理委員会によると、議長が市選管に辞職を通知した翌日から50日以内に市長選が実施される。 記者会見した東川市長によると、3年前に肺がんが見つかり抗がん剤治療を続けていた。今年7月の検査で、医師から今後1年の健康を保証できない状況との説明を受けたといい「来年度予算の執行責任を取れない可能性があり、辞任を決意した」と話した。