デ・ブライネ、ロドリ欠くシティが先制も後半に被弾で足踏み ニューカッスルは守護神ポープが5セーブの大活躍。ハーランドの連続ゴールは5試合でストップ
シティはアーセナル戦に続きドローに
プレミアリーグ第6節ニューカッスル対マンチェスター・シティの一戦が行われた。 ホームのニューカッスルはストライカーのアレクサンデル・イサクを欠いており、最前線中央にはアンソニー・ゴードンが起用された。アウェイのシティはロドリ、ケビン・デ・ブライネらが欠場。中盤はマテオ・コバチッチとリコ・ルイスのコンビとなった。 【動画】FW顔負け! グヴァルディオルの先制ゴール 前半終了時のボール保持率60%が示すようにシティがボールを持つ展開に。ニューカッスルは[5-4-1]で待ち構える。シティはアンカーのロドリを欠いており、CBのマヌエル・アカンジが一つポジションを上げてビルドアップをサポートする。 ボールを持つシティだが、ニューカッスルの5バックを崩せず、カウンターやセットプレイから好機を作られてしまう。デ・ブライネ不在の影響が大きく、ニューカッスルゴールに近づけない。 それでも、35分に左サイドで先発となったジャック・グリーリッシュが対面のキーラン・トリッピアーをうまくかわすと、ハーフスペースにポジションを取るヨシュコ・グヴァルディオルにパスを通す。クロアチア代表DFはFW顔負けの切り替えしと逆足でのシュートを沈め、アウェイチームが先制に成功する。グヴァルディオルは昨季も利き足ではない右足でゴールを決めており、シティ通算6ゴール目となった。 前半終了間際にはニューカッスルが再びセットプレイからチャンスを掴むも、ジョエリントンのシュートはシティの守護神エデルソン・モラレスに防がれてしまう。 後半に入ると、ニューカッスルがPKを獲得。ブルーノ・ギマランイスのパスにゴードンが抜け出し、エデルソンに倒された形だ。キッカーはゴードンが務め、冷静にエデルソンの逆を突くシュートで同点に追い付いた。大きな声援の後押しもあってニューカッスルが攻勢に出るも、シティがフィル・フォーデンを投入し、再び相手を押し込む前半のリプレイに。 その後は両チームが交代選手を送り出し追加点を目指すも、スコアは動かず1-1のドローとなった。シティは前節アーセナル戦に続いてのドロー。開幕から5試合連続で得点を奪っていたアーリング・ハーランドはこの試合5セーブを記録したニック・ポープの牙城を崩すことができなかった。 ニューカッスル 1-1 マンチェスター・シティ 【ニューカッスル】 58分 アンソニー・ゴードン (P) 【マンチェスター・シティ】 35分 ヨシュコ・グヴァルディオル
構成/ザ・ワールド編集部