「食器洗い」と「飲料水」を全て会社で済ませたら、年間でどれだけ得をするでしょうか?
毎日のように自宅で「食器洗い」をしていると、水道代などの光熱費が気になります。また、普段飲んでいる「飲料水」として市販のペットボトルなどを購入する人は多いでしょう。この食器洗いと飲料水には、費用がいくらかかっているのでしょうか。 この記事では、「食器洗い」と「飲料水」にかかる費用を光熱費などから算出し、これらを会社で済ませたら、年間でどれだけ得をするかを解説します。
「食器洗い」にかかる年間費用
食器洗いにかかる年間費用を説明します。 ・食器洗いを手洗いでした場合 経済産業省の「おうちで省エネ」によると、1日2回食器を手洗いした際にかかる水道とガスの年間使用量は、それぞれ47.45㎥、81.62㎥となっています。使用水量の47.45㎥を、東京都水道局の従量料金213円で換算すると、47.45×213=約1万107円です。 ガス使用量の81.62㎥を、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会のガス平均従量単価698円で換算すると、81.62×698円=約5万6970円になります。食器洗いを手洗いでした場合にかかる年間費用は、合計で約6万7077円です。光熱費の単価や食器の量などにより、金額は変わります。 ・食器洗い乾燥機を使用した場合 食器洗い乾燥機を使用して食器洗いをした場合、電気と水道の費用が発生します。経済産業省の「おうちで省エネ」によると、1日2回食器洗い乾燥機を使用した際にかかる電気と水道の年間使用量は、それぞれ525.20kWh、10.80㎥です。 電気使用量525.20kWhを、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している電気単価31円で換算すると、525.25×31=1万6282円です。使用水量10.80㎥を、東京都水道局の従量料金213円で換算すると、10.80×213=約2300円となります。 食器洗い乾燥機を使用して食器洗いをした場合にかかる年間費用は、合計で約1万8582円です。また、食器洗いには、光熱費の他に食器洗剤などの費用もかかります。