エボ女の充実を狙う諏訪魔(手前左)。同右は田村男児

　女子プロレス「エボリューション（エボ女）」のプロデューサーを務める全日本プロレスの諏訪魔（47）が、大物獲得に動いていることを明かした。 　2023年3月に旗揚げした同団体は現在、ChiChi、ZONES、ソイの3人に加え、8月23日の新木場大会では〝ギャルファイター〟Miyunaがデビューを果たした。 　諏訪魔は「1か月前から練習生が2人入ってくれた。それでも所属の人数が少ないので、もう少し増やしていこうと思っている。目標は8人だね」と語り、今秋はスカウト活動に本腰を入れていく方針だ。次なるターゲットは定まっている。 「1人、エボ女に入ってほしい大物がいて、スカウトに動いていますよ。アマチュア競技の実績、ビジュアルも含めて文句なしだね」。詳細は明かさなかったものの、女子では100年に1人と逸材となる可能性を秘めているという。 　仮に練習生2人の正式加入と大物獲得に成功すれば、女子の所属は7人となる。同時に男子部（エボ男）も強化する予定で、定期開催する新木場1stRINGから新宿フェイス、後楽園ホールとスケールアップさせていきたいという。「スターダムとマリーゴールドに追いつけ追い越せでいきたい」と鼻息は荒い。 　なお、諏訪魔自身は「耳性めまい」で欠場していたが、22日の全日本・後楽園大会で復帰。「またいろいろ波風を立てられるように頑張りますよ」と誓った。