【WRC】勝田貴元「悔しい一戦」「持ち込みセッティングを根本的に外してしまった」出遅れ響き…ポーランドラリー8位
世界ラリー選手権(WRC)にトヨタガズーレーシング(TGR)からフル参戦する勝田貴元が2日、オンライン会見を開催。8位に終わった第7戦ポーランドラリー(6月27~30日)を「非常に苦戦した悔しい一戦」と振り返った。 事前テストではクルマのフィーリングが良かったものの、「持ち込みセッティングを根本的に外してしまった。本格的な戦いが始まったDAY2の午前にものすごくタイムを失い、取り返せなかった」。序盤の出遅れにより不利な早い出走順を強いられたうえ、修正して上り調子で迎えたステージがキャンセルになる不運にも見舞われた。
6月15~16日のルマン24時間レースでは、世界耐久選手権(WEC)を戦うTGRを6年ぶりに現地で応援。「チームの1人1人がプレッシャーの中でドライバーを支えながら戦っていた。普段は間近で見られない部分を見られて感じるものがあったし、すごく刺激を受けた」。チーム一丸で戦うモータースポーツの神髄に改めて触れ、次戦ラトビアラリー(18~21日)での雪辱を誓った。(小林孝一郎)
中日スポーツ