【MLB】パイレーツが38歳マカッチェンと再契約へ 2013年ナ・リーグMVP 1年500万ドルで合意
来季もパイレーツのユニフォームを着てプレーするアンドリュー・マカッチェンの姿が見られることになった。日本時間12月24日、パイレーツはマカッチェンと再契約を結んだことを発表。米公式サイト「MLB.com」でパイレーツを担当するアレックス・スタンプ記者が関係者から得た情報によると、1年500万ドルで合意したようだ。走攻守三拍子揃った姿は過去のものとなり、すでにDH専任に近い起用法となっているマカッチェンだが、来季もレギュラーのDHとしてチームを支えることになりそうだ。 2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 現在38歳のマカッチェンは2013年にナ・リーグMVPに輝いたスター選手。オールスター・ゲーム選出5度、シルバースラッガー賞4度、ゴールドグラブ賞1度といった輝かしい実績を誇り、メジャーデビューした2009年から2017年までパイレーツの看板選手として活躍した。その後、ジャイアンツ、ヤンキース、フィリーズ、ブリュワーズと複数の球団を渡り歩いたが、2023年に6年ぶりの古巣復帰。今季は120試合に出場し、打率.232、20本塁打、50打点、3盗塁、OPS.739を記録した。 今季終盤、マカッチェンは来季もプレーするつもりであることを明言。パイレーツのベン・チェリントンGMもマカッチェンと再契約を結びたい意向を示しており、両者が再契約で合意するのは時間の問題だと思われていた。直近2シーズンはいずれも年俸500万ドルの単年契約でプレーしていたが、今回も同じ条件で合意。パイレーツのファンにとって、最高のクリスマスプレゼントとなったに違いない。 マカッチェンは2013年から3年連続でパイレーツの一員としてポストシーズンに出場したが、それ以降はヤンキース時代の2018年に1度出場しただけ。オニール・クルーズやポール・スキーンズなど、新たなスターが台頭しているパイレーツとしては、マカッチェンが現役のあいだにもう1度ポストシーズンに進みたいところだろう。マカッチェンとともにポストシーズンに進むためにも、来季開幕までにさらなる戦力アップが求められる。