【山口県】宮崎友花選手が入団 ACT SAIKYOに新戦力
バドミントン国内最高峰のS /Jリーグに所属する周南市の西京銀行(松岡健頭取)の女子バドミントンチーム「ACT SAIKYO」は、2025年シーズンに向けて宮崎友花選手の加入を決め、23日に同市栗屋のMerry Gateアリーナで入団内定会見を開いた。 宮崎選手は大阪府出身で柳井市の柳井商工高バドミントン部に所属する3年生。 22年に世界ジュニア選手権大会シングルスで優勝、23年に全国高校選抜大会シングルスで優勝、23年と24年の全国高校総体の団体とシングルスで2連覇するなど好成績を残し、日本代表にも選ばれている。 他の実業団からのオファーもあったが、中学から柳井市に住んでいる宮崎選手は、「山口県への恩返しがしたい」とACT SAIKYOへの入団を決め、「ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲ることを目標に、恩返しができるように努力していく。よろしくお願いします」と決意を語った。
松岡頭取は「宮崎選手は日本の宝。オリンピック選手排出を目標にしてきたが、メダル獲得を新たな目標にする」と期待する。 記者会見後は昨年の同じ時期にACT SAIKYOに入団した柳井商工高の先輩である田口真彩選手と公開練習を披露。 田口選手は「楽しみながらも、チーム目標の優勝、お互いの個人目標であるメダル獲得を成し遂げられるよう、一緒に頑張りたい」と話し、宮崎選手へ笑顔を向けていた。 宮崎選手は11月2日(土)に山口市で開幕するS /Jリーグに出場。チームの初優勝に向け多くの期待が寄せられている。