【中間値の速報】大阪府公立高校入試2024 志願倍率は北野1.27倍 豊中1.54倍 三国丘1.44倍(令和6年度高校受験、全日制の出願期間中、全校掲載)
大阪府公立高校の一般入学者選抜は、あす6日までが出願期間中です。府教育庁は5日午後4時段階の出願状況をとりまとめ、中間値として発表しました。 【画像を見る】北野高校は1.27倍 豊中高校は1.54倍に!大阪府公立高校の志願倍率ぜんぶ見る 全日制は、募集人員34789人に対して35716人が志願して、倍率は1.03倍。昨年度の同時期の1.12倍を下回る数字となっています。学力検査等が3月11日(月)に実施され、合格者発表は3月19日(火)午前10時から行われます。
倍率(競争率)の高い学校はどこ?
倍率(競争率)の高い学校は以下の通りとなりました。 普通科では、春日丘1.42倍、東1.38倍、箕面1.34倍、泉陽1.34倍となっています。 専門学科では、豊中(文理学)1.54倍、高津(文理学)1.52倍、茨木(文理学)1.46倍、三国丘(文理学)1.44倍などとなりました。 府教育庁は、学校により第1志望で不合格となっても第2志望で合格となる場合があるため、学校全体の志願者数をもとにした競争率を発表しています。
大阪の特徴は「私学無償化」と「通信制の志望」
大阪における公立高校への出願者数の傾向について、府教育庁は以下のようにみています。 ・「私学無償化」の影響があり、全日制の公立高校の志願者数は減っています。 ・このほか、全日制の志願者が減って通信制の志願者が増える傾向です。この背景として、コロナ禍で必ずしも毎日登校しなかったことなどを受け、不登校の生徒が増えているとみられます。 通信制の桃谷高校は、出願期間を終えていて、募集人員(昼300、日夜80)に対して311人が志願し、0.82倍となっています。