首相指名選挙、1回目投票で決まらず 30年ぶりの決選投票へ
第215特別国会が11日召集された。衆院本会議で首相指名選挙が行われたが、1回目の投票で過半数(233)に達した議員はいなかった。上位2人による決選投票で、石破茂首相(自民党総裁)が第103代首相に選出される公算が大きい。 決選投票となるのは戦後5回目。社会党出身の村山富市首相が選出された1994年以来、30年ぶりとなる。 1回目投票での得票数は、石破氏221票▽野田佳彦氏(立憲民主党)151票▽馬場伸幸氏(日本維新の会)38票▽玉木雄一郎氏(国民民主党)28票▽山本太郎氏(れいわ新選組)9票▽田村智子氏(共産党)8票――などだった。【内田帆ノ佳】