横浜M、迷いを振り払うような大勝 積極果敢な守備からド派手ゴールショー【ACL】
◇6日 サッカー ACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)第4節 横浜M5―0ブリーラム(日産スタジアム) 横浜Mが派手なゴールショー。前半11分、敵陣の左サイドでパスを受けた井上が右側へ持ち出し、右足インフロントで右隅へ流し込んだ。 「得意な形。しっかり振り抜けて良かった」。同46分にアンデルソンロペスがPKを決め、同48分には加藤聖が左足でねじ込んだ。前半終盤の2得点は重く、「立ち直れなかった」とブリーラムのビエイラ監督。後半もアンデルソンロペス、植中が仕留め、とどめを刺した。 破壊力のある攻撃をもたらしたのは積極果敢な守備だった。前線から圧力を強め、球を奪えば波状的にゴールへ向かった。球を奪われてもカウンタープレスで回収し、攻撃に転じた。計27本のシュートを放ち、ハッチンソン監督は「もっと点が取れた」と振り返った。 Jリーグでは直近6戦未勝利で15位に低迷。「残りの試合にも必ずつながる」と加藤聖。迷いを振り払うような大勝劇だった。
中日スポーツ