【山口】「少数与党」「派閥」語る 県選出の国会議員が年頭会見
県選出の国会議員が順次、年頭会見を開いています。去年の衆議院選挙で過半数を失った少数与党による政権運営などに言及しました。 【動画】国会議員 年頭会見・少数与党の課題と新たな政策の方向性とは? 7日は自民党の3人が年頭会見を開き、衆議院山口1区選出の高村正大さんは少数与党と野党の関係について次のように話しました。 (高村正大 衆議院議員) 「いままではどうしても我々が1回出した予算案だから、修正はしたくないとかあったと思うんですけども、少数与党なんだから、必要に応じて我々も納得して、変えるべきところは変えることもやらないと、法律も予算も通らないわけですから」 「野党の方々も含めて(予算を)通していく双方の責任として見ていただけるのかな」 第二次石破内閣で法務副大臣を務める高村さんは選択的夫婦別姓制度や同性婚、再審制度などについて、国民の間で議論が進むことを期待し、法務省としては積極的に情報提供することが使命だと話しました。 江島潔参議院議員は今月にも行われる政治倫理審査会で、280万円の収支報告書不記載の当事者として経緯を説明すると話しました。 ただ、これまで記者会見で説明している以上の情報はないとしています。 (江島潔 参議院議員) 「派閥というものがポストとお金を配る悪いイメージしかないが、そうではないと明らかにしながら、同じ方向を向く政策集団というものを一日も早く再結成を願っている1人です」 また、山口2区選出の岸信千世さんも年頭会見を開きました。 (岸信千世 衆議院議員) 「引き続き地元を中心に足を運んで様々な声、意見を聞いて国政に反映できるように努めていきたい」 デジタル大臣政務官を務める岸さんは、人口減少下でもデジタルやAIなどが解決策になる可能性があるとし、何が、新しい技術で置き換えられるのか精査していくことになると話しました。