モーニング娘。'24・石田亜佑美、写真集の自己採点は120点「13年活動してきた私の全てが詰まっています」
モーニング娘。'24の石田亜佑美が10月21日に都内で写真集「Profile.7」(ワニブックス)の発売記念イベントを開催。そのイベント前に取材会が行われた。 【写真】石田亜佑美、モーニング娘。として最後の写真集は通常版と特別限定版の2タイプ同時発売 ■モーニング娘。として最後のソロ写真集は2タイプ同時発売 モーニング娘。'24のサブリーダーを務める石田は、12月6日に神奈川・横浜アリーナで行われる公演を持ってグループを卒業することが決まっている。今回で写真集は7冊目だが、モーニング娘。としてはラストのソロ写真集となる。 今回は通常版と特別限定版の2タイプを同時リリース。「台湾で全て撮影した1冊(通常版)と、私の地元の宮城県で撮影した特別限定版の2冊が同時に発売されます。私、モーニング娘。としての最後の写真集なので、すごくスペシャルな、なんだかちょっとエモーショナルな気持ちにもなれる写真集を作っていただきました」と、これまで以上に特別感のある写真集に仕上がった。 台湾での撮影は今回が初めてという石田。「台湾と言っても、すごい自然の中で撮ったり、人が賑わいまくってる街の中でも撮ったし、冷たい空気を感じるところでも撮ったし、台湾の海でも撮ったし、台湾の中でもいろんな風景の中で撮れたので、どの景色も新しいと思います。地元で撮った特別版は、普段のまんま、笑顔の石田亜佑美が多いんですけど、台湾で撮っていただいた写真は世界観を作り込んで撮ってもらったものが多いので2冊で表情の違いも楽しんでいただけると思います」とアピールした。 ■お気に入りカットは「背中を存分にご堪能してもらえるカット」 写真集のタイトル「Profile.7」の由来については「私のチャームポイントである“横顔”にフィーチャーしていただいて撮っていただいたんですけど、“Profile”に横顔という意味もあるんです。モーニング娘。として最後の写真集なので、“私の全てをここに込めるぞ! 全てをプロファイリングするぞ!”っていう思いも込めて。あと、7は7冊目ということもありますし、1月7日生まれでラッキー7の日なので、その7も込めました」と明かした。 お気に入りのカットは2点。一つは通常版に収められている背中を見せたカットで、「私、去年ぐらいからモーニング娘。のライブで背中を出す衣装を着ることが増えて、『背中かっこいいね』って言われることも増えました。去年の秋に譜久村聖さんが卒業された時に『来年からは私がこの背中で引っ張っていきます』って言ったんです。それで“背中”という印象を強く持ってるファンの方も多いと思いますので、その背中を存分にご堪能してもらえるカットになっています。すごい衣装を着せていただきました」と選んだ理由を語った。 もう1点は仙台サンプラザホールでのカット。「これは本番の日ではなく、本番を迎えるにあたってスタッフさんたちが前日にセットを組んだり、音響を確認したりしてた日に『ちょっとお邪魔します!』って言って入って撮らせていただいた写真です。ちょうど私にスポットライトが当たってるような感じになってますけど、私のためのスポットライトではなく、ステージの確認のためのスポットライトなんです。そこをうまく場所を調節して、まるで私に当たってるように撮ってもらいました。私はモーニング娘。のコンサートが大好きで、一緒に作り上げてくださるスタッフさんのこともとっても尊敬しています。そういう方々に見守られた中で撮れた写真ということで、大好きな写真です!」と、お気に入りのポイントを伝えた。 ■「ふと寂しくなった時に思い出に浸っていただけたらと思います」 写真集の自己採点は「120点」。「最後なので謙遜とかもいらないと思うんです。素晴らしい作品になりました。それは私一人の力ではなく、撮っていただいた方も、制作していただいた方も、きれいにメイクしていただいた方も、いろんな方の力が入ってるって思ったら120点です!」と笑顔を見せた。 最後は「『Profile.7』は、モーニング娘。の石田亜佑美としてラストの写真集になります。台湾と宮城で撮影してきたものが完成しました。モーニング娘。として13年活動してきた私の全てが詰まっています。そんな写真集なので、私が卒業して、『モーニング娘。のあゆみんが好きだったなぁ』とか『会えなくて寂しくなるなぁ』とか思った時に、この写真集を見てもらえたら、いつでもモーニング娘。の石田亜佑美が飛んでここにいるかのような気持ちになってもらえると思います。10年先も20年先も、ふと寂しくなった時に思い出に浸っていただけたらと思います」と見どころとメッセージで締めくくった。 ◆取材・文=田中隆信