テレビ長崎

26日朝、日本航空でサイバー攻撃によるシステム障害が発生し、長崎県内発着の飛行機の便にも影響が出ました。 システム障害は午後2時半には復旧しています。 KTN記者 「ここ長崎空港を発着する日本航空の一部の便にも遅れが出ています」 日本航空によりますと、26日午前7時半ごろから日本航空のネットワーク機器がサイバー攻撃を受け、大規模なシステム障害が発生しました。 この影響で、全国的に飛行機の遅れや手荷物を預けられないなどのトラブルが起きました。 長崎空港でも日本航空の午前10時20分発羽田行きが1時間遅れて出発するなど、複数の便に遅れが生じました。 東京に帰る旅行者 「今聞いたら“遅れる”というので、便を早くしてもらった」 「“時間もまだ読めない”と言われた。あまり遅くなると、羽田空港から帰るのも大変になる」 「そういうの（サイバー攻撃）に巻き込まれるとは思わなかった」 日本航空は午後2時半すぎには「システムは復旧した」と発表し、トラブルのため停止していた航空券の販売を再開しました。 そして、「不具合は大量のデータ送付に起因するもの」とした上で「顧客データの流出などは生じていない」と説明しています。 　 また航空便の遅れを受け、日本郵便でも全国的に郵便物や荷物の配達に一部、遅れが出ているということです。