宮城野親方が3日に伊勢ケ浜部屋へあいさつ 1日付で転籍「明後日、あいさつに行きます」
元幕内北青鵬の暴行問題で部屋が事実上の一時閉鎖となった宮城野親方(元横綱白鵬)が1日、転籍先の伊勢ケ浜部屋へ3日の稽古時にあいさつを兼ねて出向くことを明かした。親方や力士ら全員が1日付で伊勢ケ浜部屋に転籍。宮城野親方は「明後日、あいさつに行きます」と話した。 この日、伊勢ケ浜部屋では稽古が再開されたが、双方の準備が整わず、宮城野部屋に在籍した力士は参加しなかった。関係者によると、引っ越しを含めた力士らの合流は来週以降になる見通し。玄関横の「宮城野部屋」の看板は、近日中に取り外される予定だという。 元北青鵬の暴行問題を巡っては、監督責任を問われた宮城野親方は2月に2階級降格と報酬減額の処分を受けた。3月の春場所期間中は、同親方は師匠の立場から外れ、同じ伊勢ケ浜一門の玉垣親方(元小結智乃花)が師匠代行を務めた。3月28日の理事会後、宮城野部屋の親方衆、力士、行司ら全員が4月から伊勢ケ浜部屋に転籍することが発表されていた。