ピカソやクリムト作品を地下収蔵庫に 報復警戒するイスラエル美術館
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【8月14日 AFP】イスラエルのテルアビブ美術館(Tel Aviv Museum of Art)は、イランによる報復攻撃を警戒して展示作品の多くを地下の収蔵庫に移動した。 イスラム組織ハマス(Hamas)による昨年10月7日の奇襲攻撃を受け、美術館では既に貴重な作品の多くが収蔵庫に移動されている。 同館地下の収蔵庫は、ミサイル攻撃にも耐えるだけの強度がある。今回新たにパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)やグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)らの作品が展示室から移された。 ハマスの政治的指導者イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏とレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)の最高幹部ファウド・シュクル(Fuad Shukr)司令官が先月暗殺されたのを受け、イランとヒズボラはイスラエルへの報復を宣言している。 映像は13日撮影。(c)AFPBB News