貿易額は3か月連続の輸入超過 輸出では船舶類 輸入では鉱物性燃料の価格の動向を注視する必要 長崎県内
長崎放送
10月の貿易統計が発表され、県内の貿易額は3か月連続の輸入超過となりました。 長崎税関によりますと、10月の県内の輸出額は258億円あまりで、前年の同じ月と比べて2ヶ月連続のプラスとなりました。これは、船舶の輸出が1隻減ってマイナスになったものの、いったん輸入して輸出する再輸出品が大幅に増加したことが要因です。一方、輸入額は274億円あまりで、前年の同じ月と比べて3ヶ月ぶりのマイナスとなりました。輸出額から輸入額を差し引いた額はマイナス16億円あまりで、3か月連続の輸入超過となりました。長崎税関は今後、輸出では高いシェアを占めてきた船舶類、輸入では生活に直結する鉱物性燃料の価格の動向を注視する必要があるとしています。
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