【速報】BMWがミドルクラスの新型「コンセプトF450GS」を発表。新開発の直列2気筒を搭載する軽快アドベンチャー
ライバル車はどんなバイク?
以上が、現時点で分かっているコンセプトF450GSの概要だ。 具体的なスペックや装備など、まだ不明な点も多いが、ライバル車となりそうな同様のアドベンチャーバイクといえば、たとえば452cc・単気筒エンジンを搭載するロイヤルエンフィールドの「ヒマラヤ」あたりだろうか。 450ccのミドルクラスで、オフロードも快適なモデルは数少ないだけに、近年、日本でも徐々に存在感を示しているロイヤルエンフィールドと、BMW伝統のGSシリーズに属する新型の直接対決になりそうだ。 ともあれ、R1300GSなど、1000ccを超える大排気量のアドベンチャーバイクは、憬れのモデルながら、取り回しはもちろん、オフロード走行などでのハードルも高いイメージがある。その点、450ccなどのミドルクラスであれば、オンロードでの余裕の走りと、オフロードでの軽快性などが期待でき、より幅広いライダーから支持を受けそうだ。 なお、今回発表した新型モデルについて、BMWは、欧州で2025年に発売することを明かにしているが、日本での発売時期や価格なども未発表のため、今後の追加情報に注視したい。
平塚直樹