ラウール(Snow Man)も来場。「ドルチェ&ガッバーナ」が2024-25年秋冬ミラノ・メンズコレクションを披露
伊・ミラノでは早くも来秋冬となる2024-25年秋冬ファッションウィークが始まっている。注目の「ドルチェ&ガッバーナ」は1月13日にランウェイを披露。会場にはラウール(Snow Man)ほか多くのセレブリティも駆けつけた。 【写真】ラウール(Snow Man)も来場。「ドルチェ&ガッバーナ」2024-25年秋冬ミラノ・メンズコレクションをもっと見る
ステファノ・ガッバーナとドメニコ・ドルチェのデザインデュオが手掛ける「Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)」が、2024年1月13日(土)に2024-25年秋冬ミラノ・メンズコレクションを発表。本社機能と自社スタジオがある「SPAZIO METROPOL」(Viale Piave, 24)にて、全62ルックをランウェイ披露した。 本コレクションのキーワードは「完璧なエレガンス」「シシリアンブラック」「ジオメトリックなライン」。62ルックを一気通貫する2024-25年秋冬シーズンテーマとして掲げられた「SLEEK」は、日本語では「整う・艶のある・洗練されている」と訳される。 ステファノ・ガッバーナとドメニコ・ドルチェが提案したエレガンスとハンドメイドの物語は、「黒」を基調に紡がれたサルトリア・エッセイに他ならない。
ディテールへのこだわりも見事であり、アイコニックなジャケットやコートではノスタリジーを想起させるピコット(picot)装飾が目立つ。これはニットやレースの外側に施されるハンドメイドの縁飾りだ。 テーラリングをより研ぎ澄まし、完璧なカッティングと、繊細なプロポーションを改めて打ち出した2024-25年秋冬。卓越したクリエイションで自身のブランドヒストリーを厳格にアップデートさせた。 ほか、1930年代のテーラリングにインスパイアされたというネックラインの広いベストも、昨今のメンズシーンに象徴的なエフォートレスラグジュアリーに寄り添うものだ。ただ、パンツのシルエットはスリムに戻っており、ソフトショルダー、サテンカラー、スペンサージャケットなど、様々な素材とディテールで展開されたジャケットをシャープに締めていた。
なお、このランウェイショーには、日本のアイドルグループ「Snow Man」のメンバーであるラウール(Raul)もセレブリティゲストとしてフロントローに鎮座。 韓国人俳優のロウン(RO WOON)、韓国のアイドルグループ「THE BOYZ」のメンバーであるヨンフン(Younghoon)とヒョンジェ(Hyunjae)、タイ人俳優のフォース(Force)、ブック(Book)らも「ドルチェ&ガッバーナ」の最新コレクションを着用して来場し、フロントローを華やかに彩った。