台風18号が発生 30日から来月2日にかけ台湾に最接近の恐れ
(台北中央社)中央気象署(気象庁)は28日、沖縄南方の海上にあった熱帯低気圧が台風18号に変わったと発表した。今後ゆっくりと西寄りに進んだ後、北西に向きを変え、台湾東方近海に接近し、30日から来月2日にかけて台湾に最接近する恐れがあるとして注意を呼びかけている。 軽度台風(台湾基準)台風18号は同日午前8時現在、台湾最南端ガランピ(鵝鑾鼻)の南東640キロの海上にあって、時速4キロから6キロに速度を上げつつ、西北西から北西に進路を変えながら進んでいる。中心気圧は998ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心から半径80キロ以内は風速13.9メートル以上の強風域。 気象署は、30日には北部や北東部、東部でにわか雨や雷雨となり、局地的に激しい雨になる可能性がある他、10月1日から2日にかけては中部以北、北東部、東部でにわか雨や雷雨となり、北部や東台湾、中部の山地でも局地的に激しい雨になるとしている。 (余暁涵/編集:齊藤啓介)