島原学生駅伝・男子 長崎国際大が4位! 長崎大は15位
平成新山島原学生駅伝(第42回九州学生駅伝対校選手権、第24回九州学生女子駅伝対校選手権)は7日、男子が島原市営陸上競技場-島原文化会館の7区間57・75キロ、女子が同競技場発着の5区間22・8キロのコースで行われ、男子は5年ぶりに出場した志学館大が3時間3分31秒で初優勝を飾った。長崎県勢は長崎国際大が3時間5分3秒で4位、長崎大が3時間21分45秒で15位。女子は福岡大が1時間18分30秒で10大会連続12度目の優勝を果たした。 九州・沖縄8県から男子24チーム(オープン参加4チーム含む)、女子は9チーム(同3チーム含む)が出場した。男子の志学館大は1区から4区まで連続区間賞で独走。その後も先頭を譲らず、2位の第一工大に1分12秒差をつけた。 長崎国際大は1区伊東が3位発進。6区松瀨の区間2位の力走などで好位置でたすきをつないだ。長崎大は1区松尾の9位発進から徐々に順位を落とした。 女子の福岡大は2区の末永恋菜(鎮西学院高出身)をはじめ、全区間で区間賞を獲得して6年連続で完全優勝した。 ◎「来年こそ優勝」長崎国際大 男子の長崎国際大は、最後まで第一工大、鹿児島大と激しく2位を争って4位。過去最高順位(2007年の3位)の更新はならなかったが、主将の野田は「優勝を目指していたので悔しさはもちろんあるが、一人一人が役割を果たしてくれた」と7人の力走に胸を張った。 1区のエース伊東、2区山口が3位でリレー。3区で後退したが、後半区間の2年生が盛り返した。「上りが得意」という4区久間が6位から順位を二つ押し上げ、6区松瀨も区間2位と気を吐いて3位に再浮上。大学から陸上を始めたアンカー柴田は4キロ過ぎで鹿児島大に追いつくと、第一工大と3チームで2位集団を形成して競り合った。 最後は残り400メートルで引き離されて、2位と20秒差、3位と11秒差の4位でフィニッシュ。悔しさも残る結果に、伊東は「自分が区間賞を取れていれば過去最高の2位という結果も残せたかもしれない。後輩たちは力がある。来年こそ優勝を狙ってほしい」と真っ赤に染まった目で思いを託した。