高2にしてすでに実力はドラフト指名クラス!?東海大相模の2年生右腕・福田拓翔の甲子園デビューが待ち遠しい<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>
8月7日から開幕する第106回全国高等学校野球選手権大会。高校2年生右腕では最速153キロ右腕・石垣 元気投手(健大高崎)とともに注目を浴びるのが福田 拓翔投手(東海大相模)だ。 中学時代の福田拓翔の快速球 明石ボーイズ時代から最速142キロ右腕として注目され、今年の夏前の練習試合で最速150キロに到達。さらに切れ味鋭いスライダー、落差が大きいフォークを武器に夏の神奈川大会では16回を投げて4失点の力投を見せた。すでに投球の完成度の高さは今年のドラフト候補と比較しても負けていない。そんな福田の投球に迫っていきたい。 まず自慢のストレートの球速は、春季神奈川大会では常時140キロ台前半~148キロを計測。ワインドアップから真上から振り下ろすリリースで、ボールには角度があり、準々決勝の桐光学園戦では6回10奪三振を記録したように、強力打線からも空振りを奪える伸びがある。ただ、この夏の神奈川大会準決勝、決勝の投球を見る限り、140キロ台前半にとどまり、調子はあまり良くないように感じた。甲子園のマウンドまでしっかりと改善ができるか。 速球に加え、130キロ台前半のスライダー、フォークで三振を奪う。速いだけではなく、スライダーは手元で鋭く曲がり、フォークは落差が大きい。ストライク先行の投球ができて、2ストライクになると、高めに伸びるストレートと、フォーク、スライダーで三振を奪うのが福田の投球パターンだ。制球を大きく乱すシーンは見たことがなく、いつでも試合が作れる。また調子が悪く感じた神奈川準決勝、決勝でも投げ急ぐことなく、試合を作っていた。こうした投球センスの高さもある。 現時点でもドラフト候補に挙がる3年生投手と比較しても、負けていない。とにかく故障することなく、いつでも良い状態でコンディションにマウンドに登り、いつでも150キロ台の速球を投げられるフィジカルの強さ、技術を追求をしていきたい。 甲子園で自分の投球で相手打者をねじ伏せる投球ができれば、来年のドラフト上位候補として騒がれる存在となるだろう。取材では常々、「甲子園で150キロを出したい」と語っていた福田。そして同学年の石垣にも対抗心を燃やしていた。進化を続けるライバルに負けない快投を期待したい。 <福田拓翔(ふくだ・たくと)> 右投げ右打ち 184センチ78キロ 兵庫県出身 オリックスjrに選出 明石市立魚住中時代は明石ボーイズに所属し、130キロ後半の速球を投げる投手として全国の強豪校から注目される存在に。3年生になり、東海大相模進学を決断。 中学3年夏はジャイアンツカップに出場 大阪箕面ボーイズ戦で本塁打を記録し、投げても最速139キロを計測 1年夏からリリーフとして活躍。 1年秋は県大会ベスト4 2年春は関東大会ベスト8 2年夏は初の甲子園出場