「巨人の警官」が監視する地方都市からの脱出を描く超現実的なアドベンチャーゲーム『Militsioner』が開発中。監視の目を掻い潜り、異色のディストピアから脱出しよう
TALLBOYSは巨人の警官が見張る町を描く超現実的なアドベンチャーゲーム『Militsioner』を開発中だ。 2023年の12月8日には本作のゲームプレイ映像が公開されている。 『Militsioner』は巨人の警官により監視される窮屈な地方都市を描く1人称視点のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは冤罪により逮捕された主人公となり、巨人の警官の監視を町からの脱出を目指すこととなる。 本作の最大の特徴は、「巨人の警官」が登場するような超現実的な世界設定であるだろう。トレーラーにはマンホールから腕だけを出した奇妙なNPCなども登場する一方、グラフィックや地方都市の描写はリアリティに飛んでいる。いわば「非現実的な表現」とリアリティのある表現が融合したマジックリアリズムのような作風となっている。 本作のゲームプレイは街を自由に探索することが中心となっており、それぞれ感情と固有の倫理観を持つNPCと会話をしたり、ステルスアクションゲームのように防犯システムなどを避けながら脱出の糸口を探していく。 トレーラーを参照するとマップは広く、パルクールのようにオブジェクトを移動して住居に侵入する場面や、地面に落下しているコンクリートのブロックを投げてオブジェクトを動している場面も確認できる。 マップ上には電車や自動車なども存在し、かなり自由度の高い遊び方ができる作品になりそうだ。 興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、続報や発売を待とう。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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