久保建英が今季2ゴール目!…ソシエダがバレンシアに3発完勝で公式戦7試合ぶり白星
ラ・リーガ第8節が28日に行われ、レアル・ソシエダとバレンシアが対戦した。 日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、ここまでリーグ戦7試合を消化し、1勝2分4敗の成績で2部降格圏一歩手前の16位に低迷。ヨーロッパリーグ(EL)を含めると、直近6試合も勝利から遠ざかっている。今節は同じく不振に陥っている17位バレンシアとの一戦に。本拠地で公式戦7試合ぶりの白星を掴むことはできるだろうか。久保は中盤の一角としてリーグ戦2試合連続のスタメン出場を飾っている。 【ゴール動画】ソシエダ久保建英が今季2ゴール目! 試合の均衡が破れたのは8分、マルティン・スビメンディが大きく左サイドへ展開し、ボールを収めたアンデル・バレネチェアがボックス内左へ走り込むセルヒオ・ゴメスへスルーパスを供給。グラウンダーのクロスが送られると、ファーサイドから走り込んできた久保がダイレクトで流し込み、レアル・ソシエダが先制に成功した。久保は今シーズンの2ゴール目となっている。 先制に成功したレアル・ソシエダはその後もボール保持率でバレンシアを上回り、優位に試合を進めていく。チームに先制点をもたらした久保も右サイドで再三起点を作り、いくつかチャンスシーンを演出する。32分には久保がドリブルでボックス手前中央まで侵入し、そのまま左で待ち構えるバレネチェアにラストパス。しかし、シュートは枠の右へ外れ、惜しくもアシストとはならなかった。追加点こそ奪えないものの、レアル・ソシエダはバレンシアに決定機を作らせず、1点リードで前半を折り返した。 後半の立ち上がりは拮抗した展開に。1点ビハインドのバレンシアは54分、クロスのこぼれ球を拾ったホセ・ルイス・ガルシア・バジャが強烈なミドルシュートを放つも、GKアレックス・レミロが好セーブ。一方のレアル・ソシエダも中盤のスビメンディやルカ・スチッチの配球から久保やミケル・オヤルサバルらが起点を作り、追加点のチャンスをうかがう。65分、バレンシアは左のCKからセサル・タレガにチャンスが訪れるも、フリーで放ったヘディングシュートは枠を外れた。 75分にはレアル・ソシエダに決定機。ボックス内左に抜け出したハビ・ロペスがゴール前へグラウンダーのクロスを送り、走り込んだオーリ・オスカールソンが合わせるもGKギオルギ・ママルダシュヴィリが好セーブ。こぼれ球にベニャト・トゥリエンテスが詰めたが、シュートは枠の上へ外れる。80分には相手のセットプレーを凌いでカウンターを発動。抜け出したブライス・メンデスのラストパスをオスカールソンが流し込み、貴重な追加点を奪った。 90+2分にはオスカールソンがこの日2ゴール目をマーク。試合は3-0で終了し、レアル・ソシエダが公式戦7試合ぶりの白星を飾った。次節、レアル・ソシエダは10月6日にアウェイでアトレティコ・マドリードと、バレンシアは同4日にホームでレガネスと対戦する。 【スコア】 レアル・ソシエダ 3-0 バレンシア 【得点者】 1-0 8分 久保建英(レアル・ソシエダ) 2-0 80分 オーリ・オスカールソン(レアル・ソシエダ) 3-0 90+2分 オーリ・オスカールソン(レアル・ソシエダ)
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