元テレ東アナ、キャンギャルが「子供に悪影響」との指摘に疑問「大人の考え方が悪影響なのでは」
元テレビ東京のフリーアナウンサー福田典子(33)が、15日配信のABEMA「Abema Prime」(平日午後9時)に生出演し、近年、企業が相次いで起用終了を打ち出している「キャンペーンガール」について私見を語った。 番組では大手化学企業、東レが、山口智子や藤原紀香らを輩出してきた「東レキャンペーンガール」について、一定の役割を果たしたとして年内で起用を終了することを取り上げた。その上でキャンギャルをめぐる議論では「性の商品化」という批判と、「本人の自由」「仕事を奪う」などの主張がぶつかっていることも紹介された。 福田は、それらの意見がまとめられたフリップを見ると「子供にとっても悪影響だ、というような意見があって『性の商品化だ』『女性が性的に搾取されている』みたいなところを」と示しながら「私も子供がいる身ですけど、見ちゃいけないものなんだよ、と思っている大人の考え方が悪影響なんじゃないかなと思ったりもするんですけど」と語った。 ジャーナリスト佐々木俊尚氏も「そんなものが子供に影響を与えるなら、我々の子供時代にはポルノ雑誌がそこらじゅうに転がっていて、全員ねじ曲がってなきゃおかしいけど、そんなことなくて今でも社会は健全に保たれているから、そこは関係ないじゃないかな」とフォロー。ネット普及で性的コンテンツが目に触れやすいのは事実としながらも「どこまで(の露出)を性的と指すのか」が問題点とした。その上で「言い出すとアイドルが否定されちゃう。山崎さんがいたアイドルグループはいいのか、みたいな話になりかねない。最終的にはイスラム教の国みたいに、ベールをかぶって暮らすしかなくなっちゃう」と指摘した。 キャンギャルをめぐっては、旭化成も22年3月末に「旭化成グループキャンペーンモデル」の起用を終了している。