JR両毛線・みどり市内の踏切 遮断機下りないまま電車通過 群馬
JR東日本高崎支社は、群馬県みどり市内の両毛線の踏切で13日の始発から約5時間にわたって遮断機が下りないまま電車が通過するなどのトラブルが発生したと発表しました。 トラブルが発生したのは、JR両毛線の岩宿駅から国定駅の間にあるみどり市笠懸町鹿の「第二鹿川踏切」です。 JR東日本高崎支社によりますと、13日朝9時ごろ、踏切付近を通行した人から「電車の通過中に遮断機が上がったように見えた」などと警察に通報がありました。 連絡を受けたJRは作業を行い、10時21分に復旧したということです。 JRが調べたところ、この踏切は始発から正常に動作せず、下り電車8本は警報機が鳴らず、遮断機も下りなかった状態で通過し、上り電車10本は通過している途中で遮断機が上がっていました。 このトラブルによる事故は確認されていないということですが、復旧作業に伴い、一部の列車で遅れが出たということです。 JR東日本高崎支社は、「ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。原因を調査し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。